【剣盾S10】ワニなって踊ろう【最終787位 レート1920】
はじめまして。
初めて構築記事を書きます。あんこです。
シーズン10本当にお疲れ様でした。
今シーズンは相棒のワルビアルと共に自己最高レート、目標としていた最終3桁を達成できたので記事を書くことにしました。
また、記事を書くに至った経緯はもう1つあり、今シーズンはパッチラゴンが使用率1位だったにも関わらずワルビアルの使用率が50位付近であり、もっとたくさんの人にパッチラゴン対策枠としてのワルビアルを使って欲しいと思ったからです。
【使用構築】
レンタルパーティ公開しています
【構築経緯】
1,まずは使用率1位になるであろうパッチラゴンの対策としてワルビアルを入れました。
2,このシーズン入れ得だと感じたパッチラゴンをエース枠として採用。
3,サイクルパを組みたいと思い、炎水草で相性補完が取れている ヒートロトム+アシレーヌ+ナットレイを採用。
4,襷枠が欲しいと思い、今シーズン刺さりが良いと耳にしたゲンガーを採用。
【個体紹介】
性格:いじっぱり
特性:威嚇
持ち物:こだわりスカーフ
努力値:H36 A196 B52 D4 S220
調整意図:Hは16n-1、HBで陽気パッチラゴンの珠ダイドラグーン(逆鱗)確定耐え、Sは最速パッチラゴン抜き、余りA振り
選出率:1位
この記事で1番PRしたい内容です。
最初はワルビアルを最大限に輝かせる方法を模索していました。
気合の襷がメジャーになっていますが威嚇による物理受けとして機能する以上、襷を持たせるのはもったいないと思いました。
対応範囲を広げるための突撃チョッキも考えましたが、対パッチラゴンを強く意識したかったので却下。
弱点が多いので弱点保険も考えましたが、燕返しを没収されてしまったので却下。
とち狂ってスケショ持ち白いハーブも使ってみましたが微妙。
最終的に、スカーフ以外のウーラオスやジェット後のパッチ、リザードンを抜けるこだわりスカーフに落ち着きました。初手リザードン対面で相手がダイマックスを切ってくれることが多かったのでスカーフエッジをぶつけたりしましたが、乱数で耐えられてしまうので注意です。
ホルードやドサイドンにも後出し可能であり、何より特性威嚇によって突破されてもAダウンが残るのが強みだと感じました。
ダイマックスを切る場面が非常に多く、ターン終了後にダイナックルで上げた火力で上から攻撃するのが強かったです。
裏の襷を潰すためのステルスロックですが、パッチラゴン対面でのダイウォールによるターン枯らしにも役立ちました。
他地面枠と比べると火力が劣っていますが、特性による後出し性能とパッチラゴンを上から攻撃出来ることの両立は、ホルードやドサイドンにない強みです。
ゲンガー ※キョダイ個体
性格:臆病
特性:呪われボディ
持ち物:気合いの襷
技構成:祟り目 ヘドロ爆弾 マジカルシャイン 鬼火
努力値:C252 S252 B4
調整意図:特に無し
選出率:2位
ヘドロウェーブではなくヘドロ爆弾採用なのは30%で毒状態にすることによって祟り目とのコンボを狙いやすくするため。マジカルシャインは一撃ウーラオスやサザンドラの対面処理に役立った。
スカーフ連撃ウーラオスの水流連打を耐える調整もあったが、火力を落とすデメリットが大きいと感じたのでCS振りにした。
性格:図太い
特性:浮遊
持ち物:オボンの実
技構成:ボルトチェンジ オーバーヒート 悪の波動 悪巧み
努力値:H252 B60 C140 D4 S52
調整意図:HBはダイマ時にマリルリの陽気珠ダイストリーム確定耐え、Sは準速60族抜き、残りCとD振り
選出率:5位
鬼火はゲンガーに任せてあえて悪巧みを採用した。相手のヒトムに強いヒトムとしての採用。ヒトムの悪巧み採用率は低かったのであまり警戒されず、ナットレイの守るに合わせて積むこともできた。
連撃ウーラオスの水流連打をオボンの実によって耐えてボルチェンで裏に回す動きを何回かやったが、C振りが足りず襷までも削れないのが不便だった。
性格:控えめ(A個体値v)
特性:激流
持ち物:突撃チョッキ
技構成:泡沫のアリア ムーンフォース エナジーボール アクアジェット
努力値:H156 B124 C220 D4 S4
調整意図:Hは16n-1、HBは陽気鉢巻ガラルダルマの地震確定耐え、残りをC振り、とDとS振り
選出率:3位
とりあえず感覚でエナジーボールを採用したが、使う場面は多くなかったのでモロバレルを少しでも削れるサイコキネシスや冷凍ビーム(吹雪)の方が良かったのかもしれない。アクジェは入れるか迷ったが襷じたばたホルードに対して撃てて便利だった。この構築唯一の先制技持ちである。
リザードンやオンバーンへの遂行のための突撃チョッキは使いやすかった。
性格:のんき(最遅)
特性:鉄の棘
持ち物:食べ残し
技構成:パワーウィップ ジャイロボール 守る やどりぎの種
努力値:H252 B156 D100
調整意図:HBは特化ガラルダルマの馬鹿力確定耐え、残りD振り
選出率:4位
やどりぎナットを使ったことがなかったので、最初はその強さに驚いた。やどりぎを入れてからの回復量が凄まじかった。
ラプラスのキョダイセンリツに後投げ→守る→センリツ耐え→の次のターンに相手はナットの守る読みで引いてくるところを読んでのやどりぎを入れる動きが強かった。もちろん対アシレーヌへの安定感が1番の強みである。
対連撃ウーラオスに関しては後述。
パッチラゴン
性格:陽気
特性:はりきり
持ち物:命の珠
技構成:電撃嘴 逆鱗 炎の牙 燕返し
努力値:H28 A228 S252
調整意図:Hは珠ダメ最小調整の10n-1、ミラー意識の最速、残りA
選出率:6位
ぶっこわれ性能でありたくさんの構築に選出するダイマエース。...になるはずだったのだが、パッチ対策をしていないパーティは存在しないと言っても過言ではなく、メタられたエースバーンのような存在だった。順位が上がるにつれて選出率は落ちていき、選出率6位という結果に。
珠ダメ最小を気にしてしまった振り方だが、少しHに振ることによって陽気アイアントの珠ダイアースを確定で耐えれるようになった(はず)。この構築唯一のダイジェット持ち。
【選出方法】
パッチがいたらワルビ確定、ラプラスがいたらナット確定、モロバレルがいたらヒトム確定など。ウーラオスが見えたら初手ゲンガーで裏にナットを添えて鉄の棘ダメージを狙う。キツい物理アタッカーはワルビの威嚇を絡めて処理。
サイクルパであるためその相手に応じて選出を変えなければならないので基本選出はないが、ワルビアル+ゲンガー+1の選出を頻繁にしていた。
【キツいポケモン】
どっちもしんどい。パッチラゴンなんかよりしんどい。アシレ対面でダイサンダーの択になったりスカーフ連撃がゲンガー突破したり鉢巻インファでナット突破してくるやつ。弱保とか珠持ってダイマしてくるやつが特にしんどい。初手ダイマのラム持ちでゲンガーの鬼火すかしてきたやつはもうどうしようもなかった。
ただ、水流連打にナット合わせる動きもできたのでナットの強さを改めて実感した。
このポケモンはどうやって処理するのが正解なんですか?
技範囲はもちろん、型が複数存在するためひたすら処理に困った。突破した時はだいたいゲンガーのヘド爆。アタッカーのやつも受けのやつもキツい。
キノガッサのように潔く草タイプで処理できれば良いのだが、ナットでは勝てないのでヒートロトム後出しで確実に眠らされてしまう。ナットレイより圧倒的に処理が難しいポケモンだと感じた。
【最終結果】
【感謝】
リプなどで応援してくれた方々
センス抜群の記事名を考えてくれたシーテャさん
対戦してくださったたくさんの方々
本当にありがとうございました
【後語り】
前シーズンはいろいろ忙しくランクマッチが出来ずにポケモン欲が非常に溜まっていました。今回はそれを発散することができました。
強い方々にとっては低い順位とレートではありますが、自分は最高に満足できました。
ここまで読んでいただき本当にありがとうございました。
最後に。
四つん這いおじさんがガラルに来たらワニの需要なんて完全に消えるんだろうなって(泣)